気を引き締め直さなあかんなと思った一日
火曜日。
お風呂介助前に送迎が、10時近くまであった。
前回、和田山さんと言うご利用者宅にお迎えに行った時、大きな門構えがある大邸宅のお家ですが、上から行く方法と、下から行く方法があって、
下から行く方法は、玄関から階段を和田山さんが下りて、車いすまで辿り着かなければいけないという、
和田山さんは、片側麻痺で、腕も脚も動かしにくいので、過酷な手段なのですが、座ったままだと衰えていくばかりという事で、
奥様が、天気のいい日には階段を使ってのお迎えをと言われるので、こちらとしてもちょっと気を引き締めていかないといけない。
だが、自分は、上からのお迎えしか行ったことがなく、下からのお迎えは初めてだったので、奥様にだいぶ怒られながら階段を降りることになって、散々な目に合ったが、
今回は2回目なので、要領がつかめていたので、奥様も前回僕が来たことも忘れているので、「この前来た人が・・・」といろいろ言われていたが「それ僕やん」と思いながら、
ご機嫌でおられ、僕に笑顔で任せて貰え、僕は余裕で階段を下ろさせる事ができた。
あとは、お風呂介助の時に、阿部ちゃんが、ご利用者さんの腕をちゃんと支えていたけど、ドスンと尻もちをつかれて、それでご利用者さんの臀部と腰に衝撃を与えてしまったという事で、
事故報告を書かないとという事になり、ちょっと凹んでいたのが可哀そうやった。
でも、俺も何回も事故報告書入れるから、人の事言えやんし、自分の事と思って改めて気を引き締めやなあかんなと思い直した。
車の運転のしかり、やしな。
