今の職場続けていくことになったが.......
寒い。
だいぶ朝が冷え込んできた。
ガスストーブを出しておこう。
嫁さんが昼間寒いというかもしれないから。
今日も午前中はお風呂介助。
朝から施設長に相談室に呼ばれた。
「2か月前だと私から言ってもいいけど、日が短いので、小川さんから辞めるんやったらきちんとみんなに言わなあかんよ」
って言われ、
アドバイザーが、
「送迎だけでも無理なんよね」
僕はその時、続けて行ってもええかなーって言う気持ちが、少しあったので、
「シフトがあるのでそれまでは続けようかな」
「だいぶ腰も治ってきたし、脚は痛いけど。」
「それだったら日にち減らしてとか週3日とかにして。」
「週3だと社会保険に入れないから週4日でそこはして欲しい」
「3連勤はエラいから2日に1回は休みにして欲しい」
「その辺は私が覚えておけばいい事なのでどうにでもなるから。」
「じゃー続けてくれるんやね、そうしよ。じゃーもーこれ破るね、なかったことにして。」
と言いながら、アドバイザーが【退職届】を半分に破いた。
「じゃーみんなにその事伝えて、自分の口から」
「はい、わかりました」
俺はこの施設に残ることになった。
これで良かったのか、ちょっと心にうやむやが残る。
明日面接を受ける施設もちょっと気になるんだけど.....
明日は、9時から、障害者就労支援センターを見学と
14時から少人数のデイサービスに面接に行くことになってる。
とりあえず、面接だけには行ってみようかなと考えている。
デイサービスは自分で探したところだし、面接に行って週1で入れてくれるなら
行ってもいいかなとちょっと考えている。
90%、障害者就労支援センターはないかなと思っているけど、紹介されたとこなので行ってみようかと。
自分が今の施設に残ることを聞いて嫁さんはちょっと安心したような感じだ。
嫁さん的には、昼食も無料で栄養のある物食べれるし、俺も10ヶ月働いていて、だいぶ慣れてきたとこやし、と思っている。
それもそうなんやけどなーと自分的にも思うけど、なんかこのまま、この若い女だらけのこの施設で続けていけるんかなーっていう思いもあるんやけどなー、だからなんかモヤモヤしている。
ミャンマーのレッさんとか僕が辞めるのと聞いてがっかりしていたみたいで、でも続けていく事にしたと言ったら、よかったーと言ってくれた。
運転手さんも知っていたようで続けていく事を言ったら、あんまり頑張りすぎやんと程々に気を抜きなっていってくれた。
こんな一回辞めるって言うて退職届出して、気が変わったのでやっぱり続けられるってそんな会社ないよって嫁さん言われたけど、介護業界は、どこも人手不足なんで、そういうこともありなんちゃうんかなっと思ったけど。
でも、アドバイザー、施設長は優しいなとは思う。
いい会社に入ったんやろか俺、辞めてみやんとやっぱりわからんな。
実はこの施設は、2か所目で、最初就職した施設は、居宅型デイサービスだった。
ここは1ヵ月目であかん!無理!と思った。
それは、女の施設長が、災厄だった。
ご利用者さんに暴言を吐く口の悪い施設長だったのからだ。
ある時こんな事件があった。
夜勤者がしっかりしていればこんな事にはならなかったんやけど、一人の認知症のある方が、夜にシルバーカーを押して外に出ていってしまい、どこ探しても見つからず、警察を呼んで捜索してもらい、2時間後、見つかった時にはシルバーカーは無くなっていたということがあった。
自分はそんな事件があった事も知らなくて、翌朝出勤すると、ご利用者さん全員がいる部屋で朝はバイタルチェックから始まるんやけど、その中でいきなり施設長がものすごい剣幕で昨夜出ていったご利用者さんを怒鳴り散らし出したから、びっくりして「え、何事!」と思ってしまった。
普通なら夜勤者を叱るべきなのに、ご利用者さんを怒鳴り散らすなんて、あり得んと思ってしまい、その日からもうあかんここにはおれやんっと思った。
2ヶ月で辞めてやった。
あそこはやめて正解だった。
いろんなネット掲示板にこのことは投稿したり相談したりした。
こんな施設長がいる施設ってあるの⁉やばくない⁉
辞める3週間前ぐらいには、もうほんと行きたくなくて病んでしまって、病気で1週間の療養が必要という診断書を病院で書いてもらって、それで行かずに辞めれることが出来た。
制服を返しに行った時は、社長は普通だったが、施設長は完全無視で感じ悪い雰囲気だった。
で、その10日後に今いるデイサービスに変わったのだ。
ご利用者さんは一日の受け入れ人数が63名と大規模なデイサービスで、やっていけるのかなと不安やったけど今で10ヶ月続いてる。
自分でもよく続いたなと、こんな女だらけの職場で、日々あれやこれやグチグチ言われながら。
この先、どこまでここで務められるかわからんけど、自分には仲のいいご利用者さんがいるということもあるので、あんまり気張らずにいこか。