ダラダラ日記のようなもの

ダラダラと日々の日常を綴っていくブログになります。

捨てたいもの、でも大切なもの - 病と共に歩んだ私の人生

今週のお題「捨てたい物」

 

みなさんは、生まれたときから抱えている重荷はありますか?
私には、誰もが想像もしないような重荷があります。
それは、私の病歴です。

 

それが、これから話す「捨てたいもの」です。

 

私は生まれたときから病弱で、生後2ヶ月頃には命の危機に直面しました。

診断されたのは、バンチ症候群(門脈圧亢進症)という珍しい病気でした。

 

この病気のせいで、肝臓の静脈が詰まり、脾臓が腫れて摘出手術をしたのです。
この手術を行ったことによりいずれ、食道静脈瘤という症状が出てくるということで、それが小学校6年生のときに現れました。


ある日、学校に行こうとしていたのですが、祖母が顔色の悪さを心配して「今日は学校へ行くな!」と言われ、その時、祖母は何か良からぬ予感を感じたのでしょう。


そしてその日、祖母が作ってくれた卵湯を飲んだ直後、激しい吐き気に襲われ、血を吐いて意識を失ってしまいました。それで病院へ運ばれ緊急手術です。

 

このせいで、小学6年生は1ヶ月しか学校に通えていなくて、ほとんど入院生活だった覚えがあります。

 

それ以来、内臓の調子が良くないので、3回から5回ぐらいトイレに行くということが今でも続いています。


他にも、睾丸ヘルニア、腸閉塞、胃痙攣、虫垂炎前立腺肥大症、尿路結石、膀胱結石など、様々な病気を経験しました。

 

最近では仕事中、右大腿骨骨折し緊急手術、3ヶ月間の入院。

 

次に家に生えている木の枝を切ろうとして5メートルほどの高さのハシゴから落下して頭を撃ち、意識不明になり、病院へドクターヘリで運ばれて緊急手術。

 

その時、左大腿骨、右膝、左手首、(この部位は手術を行った)、右肩、右肋、右手人差し指、右小指を骨折し、頭を打った衝撃で右耳の聴力を失いました。

 

さらに左手首が上がらない橈骨神経麻痺に悩まされました。

 

今は何年か前に症状が出てきた足底筋膜炎に悩まされています。

 

そして現在は3ヶ月に1回、肝臓と十二指腸の間の胆管にステントを入れる手術を受けています。

 

幸い、今は元気に過ごせていますが、貧血や消化不良など、日常生活に影響する症状は続いています。特にビタミンB12不足には気を付けています。

 

これらの病気が一度もなかったことになれば、どんなに素晴らしいだろうかと思います。

 

これらの経験は確かに苦しく、時に絶望的でさえありました。しかし、振り返ってみると、これらの試練が私に強さと忍耐力を与えてくれたことも事実です。

 

病気との闘いは、人生の価値や健康の大切さを深く理解する機会となりました。

 

確かに、これらの病気がなければ違う人生を歩んでいたかもしれません。でも、今の私はこの経験があったからこそ、小さな幸せにも気づける強い心を持つことができたのだと思います。

 

ですから、「捨てたいもの」と言いながらも、実はこの経験は私の大切な一部なのかもしれません。

 

これからも、この経験を糧に、一日一日を大切に生きていきたいと思います。

 

 

そして、同じような困難に直面している人々に、希望と勇気を与えられる存在になれたらと願っています。

 

 

 

 

 

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