まさかの偶然、ばったり○○な人と会う
どこへ行ってもこういうのはあるかもしれないが.......
住んでいる町では、ご近所で組というのが割り当てられている。
1番組から24番組まであり、うちは、11番組だ。
ここに住んでから、25年間ぐらい組には入っていなかったんだけど、親父がもうそろそろ入れというものだから、仕方なく入った。
なぜ入らなかったというと、組費を払わないといけないし、自治会費も払わないといけない、そして後は、めんどくさい事が多いからだ。
一番いやなのは、組の旅行だ。
親睦を深めるための一つの手段なのかもしれないが、別に仲良くもなりたくないし、結構ご年配の方たちばかりで、マイナス思考な考えを持つ念仏宗を信じている奴らばかりなので、その事が嫌で入らなかったのだ。
現に今は、組に入って後悔している。
しかも、今年は組長に当たってしまっているのだ。
それもあと3ヶ月で終わりなのだが.......
でも今年、組長に当たってまだよかったと思っている。
それは、コロナ禍だからだ。
コロナ禍なので、旅行、新年会、忘年会、組長旅行、は無くなり、様々な行事ごとも簡素化されるようになった。
ついているとしか言いようがない。
今日はその組の預貯金から赤い羽根共同募金を、1件に付き500円の寄付金を12件分、6千円をJAバンクに下ろしに行った。
この後は、嫁さんをハローワークに連れて行かないといけない。
その前に、医者に高血圧の薬を貰いに行きたいというもんだから、慌てて準備をし、車を飛ばし、12時終わるギリギリの時間に滑り込んだ。
一時間ぐらい車の中で待っていたら、ようやく嫁さんが出てきて無事に薬は貰うことができたと喜んでいた。
次にハローワークに向かった。
お互いにお腹がすいていたので、ハローワークに行ったら良く寄る、おにぎり屋さんでおにぎりを買い食べた。
失業給付金は、就職活動している人に貰える給付金であり、給付金の認定日と、次の認定日までにあと一回就職活動をしないと、給付金が下りないので、就職活動をした、という印を受けるために今回ハローワークに来たという流れだ。
ハローワークのパソコンで職業検索し、いいとこが見つかればその求人票を印刷もしてくれる。
嫁さんは中々いいところ見つけれなくて、とりあえず印刷した求人票、これをもって相談窓口で相談しないと就職活動したことにならないのかなと思いこんでいたらしく、でも実際は、相談しなくても印が貰えたので、拍子抜けしたようで喜んでいた。
帰り、いつも寄ることのない、F1マートで買い物をしようと駐車場に車を止めたら、横に、なんと、よく夫婦で親しくしている和田さんに、ばったり出会った。
こんなところで会うのも、まさかの偶然、珍しい事で、その場で30分ぐらい話し込んでしまった。
和田さんには昔から夫婦でお世話になっており、悩み事相談など親身になって聞いてくれる頼れる存在の人なのだ。
嫁さんはずーっと逢いたいと思っていたらしく、ものすごく喜んでいた。
そこで嫁さんが今こんな状態ということを話し、そうしたら春日井にあるいい心療内科を紹介してくれた。
家に帰って、その心療内科に電話すると、今は初診の患者さんの受付はしておらず、11月15日からまた、12月度の初診の患者さんの受付をすると言われた。
初診の方は約1時間以上のカウンセリングをしているそうで、やはり和田さんが言っていたように人気の病院のようだ。
11月15日、忘れずに電話しないとと、嫁さんはカレンダーに書き込んでいた。